サイトに戻る→
2017年05月12日

魅力の多い智積院 !!

皆さんこんにちは着付けスタッフの藤ちゃんです

前回に続き『智積院』をご紹介します(*^^*)

江戸時代、智積院は現在の大学のような機能を果たしていました。

 

IMG_2315
天文、地学、梵字などの学習もできたため、同宗派の学侶(学僧)だけでなく、
他宗派の僧や一般人までもが学びに訪れる開放された場であったそうです。

学侶たちの教科書を刷るため、当時の一般社会にはないような高度な印刷技術を有していたといいます。

多い時には1000名の僧が学んだ地でした。

江戸初期には、すでに学侶が自由に行き来できるシステムが構築されており、
進んだ考え方を持った寺でもあったそうです。

現在も僧侶を志す人が修行する「学山」であり、毎年30名ほどの人が修行道場で僧としての修業を積んでいるそうです。
『智積院の寺紋は桔梗』

寺内のあちらこちらで、桔梗の紋を目にします。

20101015_2044344

 

IMG_2109

 

 

桔梗紋の由来は、豊臣秀吉の家臣であった加藤清正の家紋からとされています。

藤堂高虎と並ぶ築城の名手としても知られる加藤清正、
熊本城、江戸城、名古屋城など数々の城の築城に携わっています。

その加藤清正に命じられたのが、祥雲禅寺の建立 でした。

その際に十分な働きをして、立派な寺が作られたことを喜び、加藤清正の家紋が
そのまま寺紋として採用されたそうです。

智積院金堂の参道前にはキキョウもたくさん植えられ、
季節になると美しい花を楽しむことが出来ます。(*´ω`*)

また、 湧き水に恵まれた智積院

かつては、夏になると境内をホタルが飛び交ったといいます!

現在も地下水が湧き出ており、井戸もいくつかは使えるなど、きれいな水に恵まれており、
ホタルが自生する寺の再現を目指した活動も行われているそうです。 (*≧∀≦*)

 

是非皆さんも一度行ってみてくださいね♪  (*・∀・*)ノ

 

智積院(ちしゃくいん)
075-541-5361
京都府京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町960

拝観時間 9:00〜16:00(収蔵庫及び名勝庭園のみ)
拝観料 500円(収蔵庫及び名勝庭園のみ)
駐車場 あり

 

レンタル着物四季    さくら

PageTop