2017年08月30日
宇治川の鵜飼
こんにちわ
ヘアメイク・着付けスタッフのピーちゃんです!
今回、宇治川の鵜飼をご紹介したいと思います。
宇治川の鵜飼は、宇治の伝統的な夏の風物詩です。
鵜飼とは「日本書紀」にも記述があるほど長い歴史を持つ伝統漁法です。
網代と並び宇治川の鵜飼は、古くから親しまれ、平安時代の「蜻蛉日記」などにも登場しています。
川面に篝火が映え、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる演技はあざやかで、まるで絵巻を見てるような感じです。
昼間の暑さもやわらぎ、気持ちのいい風が吹く夕暮れ時に、宇治川に浮かぶ塔の島にかかる喜撰橋から鵜飼の客船に乗り込みます。
気づけばあたりは暗闇に包まれ、船の提灯にあかりが灯ります。
宇治川の鵜匠は3人のうち2名が女性です。
全国で4人しかいない女性の鵜匠のうち、2人が京都・宇治で巧みに鵜を操っています。
客船の間にかがり火をたいた鵜舟がドンドンという船べりをたたく賑やかな音とともにやってきます。
鵜たちは客船のすぐそばまでやってきて、手を伸ばせば触れます。
かがり火の熱さも感じられるほどの近さです。
鵜匠は紐につながれた六羽の鵜を巧みに操り、川の中に潜った鵜が魚を捕らえると、鵜匠はすばやく手綱を引いて舟に引き戻し、水にもぐった鵜たちの飲み込んだ鮎を吐かせます。
船を貸し切りにして料理や酒を持ち込んだり、周辺の料亭で弁当も注文できたりと、料理を食べながら鵜飼を楽しむこともできます。
是非、ご家族やカップルで行かれてはいかがでしょうか?
http://www.kyoto-uji-kankou.or.jp/topics/ukai2017.html
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