2017年09月27日
秋の夜に思いをはせて・・・No.2
皆さんこんにちは、着付けスタッフの藤ちゃんです
少しづつですが、秋らしい涼しい日が増えてきて
秋のイベントも、いろいろ行われております。
今回はその中の1つ『八坂神社祇園社観月祭』をご紹介します。
祇園社観月祭2017は京都の秋の風物詩で
毎年「中秋の名月」の日に行われ、
今年は10月4日に行われます。
八坂神社祇園社観月祭では18時頃より神事がおこなわれ、
次に和歌の披講が行われます。
その後、舞殿で雅楽・舞楽・琴などの伝統芸能が奉納されます。
なお、舞殿に飾れているススキは芸能の奉納が済むと
自由に持ち帰る事が出来ます。
中秋の名月は秋の真ん中である旧暦8月15日(十五夜)の満月を言います
月見は日本では縄文時代から行われていたとも言われています。
その後、中秋の名月(十五夜)を鑑賞する風習が
中国・唐から伝わり、
平安時代に盛んに行われるようになりました。
919年(延喜19年)に宇多法皇が旧暦9月13日に十三夜の月見を催し、
966年(康保3年)には宮中の正式な行事になったとも言われています。
十三夜(旧暦9月13日)の月見は日本独自のものだったそうです。
なお平安時代には月を直接見ず、
池や杯に映して月を楽しんだそうです。
月見ではススキを飾り、
月見団子・枝豆・栗などと
収穫されたばかりの里芋が供えられました。
その為十五夜の月は「芋名月」とも言われるそうです。
皆さんも是非、名月に思いをはせてみてはいかがでしょうか ♪
【場所】八坂神社
【住所】 〒605-0073 京都市東山区祇園町北側625番地
【アクセス】市バス206「祇園」
【TEL】 075-561-6155
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