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2017年11月08日

☆ 紅葉を求めて ☆

皆さんこんにちは着付けスタッフの藤ちゃんです♪

今回は紅葉で有名な『東福寺 』を紹介いたします

『東福寺』は摂政九條道家が,奈良における最大の寺院である東大寺に比べ, 
奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で,
「東」と「福」の字を取り,京都最大の大伽藍を造営したのが
慧日(えにち)山東福寺です。

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嘉禎2年 (1236年)より建長7年(1255年)まで実に19年を費やして完成しました。

 
イメージ図工事半ばの寛元元年(1243年)には聖一(しょういち)国師を開山に仰ぎ,
まず天台・真言・禅の各宗兼学の堂塔を完備しましたが,
元応元年(1319年)、建武元年(1334年)、延元元年(1336年)と
相次ぐ火災のために大部分を焼失しました。

延元元年8月の被災後4ヶ月目には早くも復興に着手し,
貞和3年(1346年)6月には前関白一条経道により仏殿の上棟が行われ,
延元の火災以降実に20余年を経て,
再び偉観を誇ることになりました。

 

建武被災の直前にはすでに京都五山の中に列せられていましたから,
再建後の東福寺は完全な禅宗寺院としての寺観を整えることとなりました。

 仏殿本尊の釈迦仏像は15m,左右の観音・弥勒両菩薩像は7.5mで,
新大仏寺の名で喧伝され,
足利義持・豊臣秀吉・徳川家康らによって保護修理も加えられ,
東福寺は永く京都最大の禅苑としての面目を伝え,
兵火を受けることなく明治に至りました。

 明治14年12月に,惜しくも仏殿・法堂(はっとう),
方丈,庫裡(くり)を焼失しました。

 

その後,大正6年(1917年)より本堂(仏殿兼法堂)の再建に着工,
昭和9年(1934年)に落成。

明治23年(1890年)に方丈,同43(1910)年に庫裡も再建され,
鎌倉・室町時代からの重要な古建築に伍して,
現代木造建築物の精粋を遺憾なく発揮しています。

また,開山国師の頂相,画聖兆殿司(ちょうでんす,明兆)筆の禅画など,
鎌倉・室町期の国宝・重要文化財は夥しい数にのぼっています。

 

また、紅葉がとても美しいこの時期に、特別拝観を開催中です。

 

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通常より30分早い8時30分より通天橋、普門院庭園の拝観ができます。

さらに、国指定名勝「東福寺本坊庭園」を特別拝観できます。
東福寺の楓は宋国原産の三葉楓であり、
葉先が三つに分かれていて黄金色に色づくのが特徴。

 

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その珍しさから「秋のすゑ」「洛陽の奇観」として有名です。

地元京都では、立地条件の環境の関係から色づく時期が遅い事もあり、
通天橋から眺める紅葉の景観は「秋の京都における最後の紅葉」として
秋の名残りを惜しむ人々に愛されています。

 

本日現在、楓のいろづきは1割から2割といったところです。

是非、皆さんも秋の東福寺に行ってみてくださいね  ♪

 
『特別拝観期間』

2017年 11月1日(水)~12月3日(日) 時間
午前8時30分~午後4時(受付終了)
拝観料
各箇所:400円
龍吟庵:大人500円、小人300円

『アクセス』
JR・京阪電車「東福寺駅」下車、
 徒歩約10分

 京都市営バス 88・202・207・208系統
 「東福寺」下車、徒歩約10分

尚、この期間に限り、東福寺北駐車場は
一時閉鎖させています。

閉鎖期間:10月25日~12月10日迄

 

 

 
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