北野をどり
こんにちわ
ヘアメイク&着付けスタッフのピーちゃんです!!
今回は、上七軒歌舞練場で行われる京都の春の風物詩「北野をどりをご紹介したいと思います。
「北野をどり」は昭和27(1952)年、北野天満宮千五十年大萬燈祭に奉賛し、待望の初演を果たしました。
京都五花街の中で最も古いとされる上七軒、明治27年頃に建てられました。
劇場は100年以上の歴史を持つ貴重な木造建築で、2010年には改修工事が完了し、和紙でできた緞帳などが新調されました。
揃いの黒裾引き摺り姿の芸妓と色とりどりの華やかな衣装の舞妓が総出演する艶やかな上七軒夜曲は圧巻です。
今回の演目は….
第一部 新作 舞踊劇『北野の杜の物語』13年ぶりの新作舞踊劇です
時は江戸 寛永の頃 かつて菅原道眞公が愛でた梅苑を有する北野天満宮
の杜で遊ぶ精霊や動物達の前に 当時島原で大評判の名奴 吉野太夫と名乗る二人の遊女が現れ 我こそ日の本一と踊り比べを始め杜の中は大騒ぎ はたしてどちらが本物やら…
第二部 『色暦俗(いろごよみぞっ)曲集(きょくしゅう)』
俗曲とは明治初年の新造語で雅楽に対して 庶民の間で生まれた三味線音楽や流行り唄の事です その中の多くは花街から発信されたと言って過言ではありません 今回新たに作曲された「北野巡り」を始め新旧織り交ぜてお座敷情緒をお楽しみください。
フィナーレ『上七軒夜曲』
利休椿に見染められちょっと濃い茶の四畳半 わたしゃ早咲き室の梅 ふくささばきは習うても 恋の手管はまだ知らぬ-
北野をどりの中でも人気の「上七軒夜曲」は揃いの黒裾引姿の芸奴と 色とりどりの華やかな衣装の舞奴が全員揃うお楽しみ番組恒例のフィナーレです。
是非、この機会に着物をレンタルして行かれてみてはいかがですか?
レンタル着物四季さくら