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2018年04月25日

☆ 春の平等院 ☆

皆さんこんにちは着付けスタッフの藤ちゃんです♪

今回は、『平等院』を紹介します♪

平等院(びょうどういん)は、
京都府宇治市にある藤原氏ゆかりの寺院です。

平安時代後期・11世紀の建築、仏像、絵画、庭園等を今日に伝え、
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。
山号を朝日山と称し、宗派は17世紀以来天台宗と浄土宗を兼ね、
現在は特定の宗派に属さない単立の仏教寺院となっています。
本尊は阿弥陀如来、開基は藤原頼通、開山は明尊です。

 

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 宇治の地は、『源氏物語』の「宇治十帖」の舞台であり、
平安時代初期から貴族の別荘が営まれていました。

 

現在の平等院の地は、9世紀末頃、光源氏のモデルともいわれる
左大臣で嵯峨源氏の源融が営んだ別荘だったものが宇多天皇に渡り、
天皇の孫である源重信を経て長徳4年(998年)、
摂政藤原道長の別荘「宇治殿」となったものです。

 

道長は万寿4年(1027年)に没し、
その子の関白・藤原頼通は永承7年(1052年)、
宇治殿を寺院に改めました。

これが平等院の始まりと、されています。

 

開山(初代執印)は小野道風の孫、園城寺長吏を務めた明尊で、
創建時の本堂は、鳳凰堂の北方、宇治川の岸辺近くにあり
大日如来を本尊としていました。

 

翌天喜元年(1053年)には、
西方極楽浄土をこの世に出現させたかのような
阿弥陀堂(現・鳳凰堂)が建立されました。

 

 
平等院は、四季に応じてさまざまな花に彩られて、
今は藤の花が見頃を迎えております。

 
 鳳凰(ほうおう)堂近くにある藤棚の花が、
例年より1週間ほど早く見頃を迎えており
今週が見頃です。

 

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樹齢約300年の4株で、
5年前から樹勢回復のために剪定(せんてい)や
土壌改良を続けた結果、
今年は最盛期に近い約1万8千の花房が確認されました。

 

1メートル近く垂れ下がった薄紫の花房の間から、
鳳凰堂の朱色がのぞく様子が1週間ほど楽しめそうです。

是非、皆さんも行ってみてくださいね♪

 

 

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